2022.06.21
2022年7月12日(火)、早川パオ氏によるコミックス『まどろみバーメイド』(芳文社「週刊漫画TIMES」にて連載中)とのコラボレーション第2弾、第3弾として「AMAHAGAN まどろみバーメイドボトル 伊吹騎帆(いぶき きほ)」と「AMAHAGAN まどろみバーメイドボトル 陽乃崎日代子(ひのさき ひよこ)」を限定販売開始いたします。
今回リリースするボトルは、前作の「AMAHAGAN まどろみバーメイドボトル 月川雪(つきかわ ゆき)」に引き続き、雪と同居する2名の主人公をモチーフとした特別なAMAHAGANです。
第2弾のモデルとなる「伊吹騎帆」は老舗五ツ星ホテル「ホテルエリシオン東京」で働くバーテンダー。面倒見の良い姉御肌の性格であり、包み込む様に優しいが時に情熱的なその様子を、シェリー樽原酒をベースとした「ワールドモルト」で表現しました。
一方、第3弾のモデルである「陽乃崎日代子」は高円寺のバー「STREAM」でパフォーマンスを行うフレアバーテンダー。天真爛漫な明るい性格ですが、確たる芯と技術を持ち、奇想天外なアイデアで道を切り開く彼女には、既存の枠にとらわれない、オーク樽貯蔵の泡盛とモルトウイスキーをブレンドした「ワールドスピリッツ」という、新たな領域を用意いたしました。
各ボトルは、もちろんそのままでもお愉しみいただけますが、早川パオ氏による描きおろしデザインの通り、2本をお客様ご自身でブレンドしてもお愉しみいただけるよう、それぞれのレシピ構成を試行錯誤いたしました。ぜひ、ご自身でも最高の「ツイスト(アレンジ)」を模索してください。
▼「ワールドスピリッツ」につきまして
ベースとなるスピリッツは、沖縄最古の蔵元「新里酒造」で蒸溜した泡盛をステンレスタンクで3年熟成し味わいを落ち着かせた後、アメリカンオーク樽で7年以上の追加熟成をしたものです。樽熟成の影響により泡盛の色味が濃く、税法上リキュールとなるため最低限のエキス分(還元水飴)を添加しています。その原酒と長濱蒸溜所が保有する海外産モルトウイスキーを、お互いの長所が引き立つようブレンドし、慎重にマリッジングを行いました。
消費量が2004年をピークに17年連続で減少中の泡盛ですが、各蔵元は沖縄県の本土復帰50周年を機に様々な取り組みを続けています。その折、酒販店で焼酎バイヤーの経験を持つ弊社社長が古酒の魅力に感銘を受け、実際に沖縄へ訪問し試行錯誤を重ね実現しました。まさに、既存のアイデアにとらわれず、ウイスキーの更なる可能性にチャレンジする「AMAHAGAN」シリーズにふさわしい製品です。
▼『まどろみバーメイド』著者 早川パオ氏からのコメント
騎帆モデルはキリッとシャープで、スパイシーな印象でした。騎帆がバーテンダー対決番組「バーマンプラチナム」で見せたような、クールでありながらも誇りの為に戦った激情的な印象も受けます。
また、日代子モデルは華やかな香りと強い甘味を感じました。沖縄の泡盛も入っているということで、日代子の名字「陽乃崎」の太陽のようなはつらつさと、日代子のコケティッシュさを表すような甘味、どちらの印象もありました。
2種を同量混ぜ、少しだけ加水してストレートで飲んでみたところ、単体で飲むよりさらに味にふくよかさというか、厚みのようなものが出て非常に美味しく、不思議な体験でした。箱のイラストも「単体でも成立し、混ぜて飲めるということも一目でわかる」という何気に難しいオーダーだったのですが、なかなか面白いものになったかと思いますので、こちらも楽しんで頂けたら嬉しいです。
【製品情報】
【テイスティングノート】
AMAHAGAN まどろみバーメイドボトルの第2弾。伊吹 騎帆の面倒見が良く姉御肌の性格と、包み込む様に優しいが時に情熱的なその様子を、シェリー樽原酒をベースとしたブレンデッドモルトで表現しました。また、バーカウンターでみせる凛としたふるまいを、約50ppmのスモーキーモルトでアクセントに使用。モルティーな風味からオレンジを想わせる柑橘のアロマ。シェリー樽由来の赤いベリーやラムレーズン、程よく落ち着きのあるタンニンが味わいを引き締めます。
【テイスティングノート】
AMAHAGAN まどろみバーメイドボトルの第3弾。陽乃崎日代子の天真爛漫で明るい性格でありながらも確たる芯と技術を持ち、奇想天外なアイデアで道を切り開くそのさまを、既存の枠にはとらわれない、オーク樽貯蔵の泡盛とモルトウイスキーによるブレンドである「ワールドスピリッツ」で表現しました。アタックに新樽由来のしっかりとしたオークとバニラ。モルトの風味に、泡盛の繊細で柔らかな甘みが加わり、芳醇な香りとなって立ち昇ります。
※規定本数に達ししだい、販売を終了させて頂きます。
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